お泊まり保育、楽しかったね!

 

 令和5年7月21日から1泊2日で年長組がお泊まり保育に行きました。ちょうど21日から梅雨が明け、とっても暑い日となりました。三木町にある青嵐荘(高校の施設)に到着すると、まず広い部屋や大きなお風呂を見学しました。事前に写真で見ていたよりも広く感じたようで一気にテンションが上がっていました。

 おやつの時間が終わるとエプロンと三角巾を着けて楽しみにしていたカレー作りの時間です。手遊びの〝カレーライスのうた〞に合わせて作り方を楽しく確認し、包丁でにんじん・たまねぎ・じゃがいもを切りました。お家で練習してきた子もいたようで「自分でできるから大丈夫!」と保育者たちの心配をよそに自信満々で切る姿に驚きました。カレーが煮えるまでグランドでシャボン玉をしたり、虫探しをしたりして遊びました。青嵐荘に戻るとおいしそうなカレーの匂いがしてきて、夕食の時間です。自分たちが作ったカレーライスは味も格別で「今までで一番おいしい!」「おかわりください!」と大人気でした。付け合わせのブロッコリーも普段だと残してしまう子も「ブロッコリーおいしい」と食べている姿にびっくりしました。

 外がだんだん暗くなると、花火とキャンプファイヤーの時間です。火の大切さを学び、4つの誓い(健康・奉仕・感謝・協力)をし、シンキングゲームで体を動かして楽しみました。大きなお風呂に入った後は就寝時間です。体は疲れているはずなのに緊張からかなかなか寝付けない子もいました。

 翌朝は太陽の光とセミの声で目覚めた子どもたち。「今日は公園に行くんでしょ!」と朝からご機嫌です。朝ご飯を食べ、お世話になった青嵐荘のお掃除を済ませると、うちわ作りの時間です。花火やキャンプファイヤーなど楽しかったことの絵を描き、素敵なうちわが出来上がりました。

 大きなリュックサックを背負っていよいよ公渕公園まで歩いて出発です。途中、グラウンドで練習中の野球部のお兄ちゃんたちに元気に挨拶をして、がんばって歩きました。公園に到着すると先生たちから凍らせたジュースをもらい、一気に涼しさを味わうことができました。

 幼稚園に到着すると、迎えに来ていた保護者の方々と一緒に遊戯室に入り、園長先生から「お泊まり保育、よくがんばりました」と一人ずつ賞状をいただきました。電子黒板には2日間の写真や動画がスライドショーで映し出され、親子で会話が弾んでいました。きっとたくましくなって帰ってきた子どもたちの姿を感じてもらえたのではないかと思います。

学校法人 高松中央高校幼稚園
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