魔法の粉って、すごい！/第一回芸術活動

　令和７年６月１２日（木）第一回芸術活動を行いました。例年、アーキペラゴよりモーリエール瞳先生に来園していただき、楽しい活動を繰り広げていただいています。

　今回は、年中・年長児３２名に魔法の粉？を使った遊びを提案していただきました。まず、容器の中に園庭の花を摘み、その中に魔法の粉と称した片栗粉と氷を入れて、手という道具でまぜまぜ。「ふわふわや」「パラパラになった」「あっ、色がついた」と片栗粉の感触を味わっていた子どもたち、次第に氷が溶けてくると「トロトロになってきた」「なんか固いよ」「強く押すと固いけど、優しく触るとトロトロになるよ」と感触の変化に気づき、「もっと魔法の粉ちょうだい」「お水が欲しい」と材料の量を調整し、お好みの感触を作っていきました。

　そして、３つの材料だけでも十分に楽しんでいた子どもたちでしたが、赤、黄、青などのチョークが新しく加わると「水の中に入れただけでは、色がつかない・・・」と悩んだり、削ることに気がつくと友だちと混ぜあわせてオリジナルの色を作ったりしていきました。

　個々の容器の中には、アースカラーの片栗粉液と色とりどりの花が浮かべられ、他に一つとない“宝物”が出来上がりました。「持って帰りたい」と“宝物”はお家へ。御家庭で、楽しかった活動のお話をする子どもたちの姿が目に浮かびます。